母音で愛を語りましょう

私をとりまく、ぐるりのこと。

誰かにとっての誰か

「あなたにとって私はなんなのか」

「君にとっての僕はなんなのか」

 

これらが僕らはいつも、

不安にさせ、悩ませ、苦しめる。

 

友達や恋人。

世間にラベルは罷り通ってるけれども、

それじゃあ実際の関係性は如何なるものなのだろうか。

 

一か月前には、僕らは、関係性の中にしかいないって結論が出た。

 

そうなんだろうな。

大事なのは点にあるんじゃなくて、

それを結ぶ線。

線は直線じゃなくてもいい。

しなやかに伸びやかにあなたへと続いていく。

でもそれが届かなかったらどうする?

 

今日もまた迷った。君にとっての僕は何かと。

それがわからないから、セオリーが見出せない。セオリーがないから、一回一回ぶつかるしかない。

でもそれはいらないんだ。大事なのは今のあなたと僕の関係の線。集中して。線に。

 

あぁ、まるで立場は逆転しているみたい。

どうにも届かない。バランスみたい。

それは誰かを不安にさせ、僕は不安になり、それは相手に伝わり、それは紐を細めていく。

 

何度同じ穴に落ちればいいかなんて考えてる。

わかってる。君は僕を好きじゃないだろう。